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在来種 伊吹そばの特徴を知る
緑みと香りの強さが特徴の在来種伊吹そば
「在来種伊吹そば」は、小粒で、緑みが強く、香が強く感じられることが特徴です。また、うま味や甘みも優れています。
※こちらの「在来種 伊吹そばの特徴を知る」のページで詳しく紹介しております。
在来種 伊吹そばの歴史を知る
・伊吹山と在来種伊吹そば
伊吹山は古くから信仰の山として崇められ、多くの修行僧が訪れ伊吹山護国寺が形成されました。
そばは中国北部から朝鮮半島を経て日本に渡来し、当地のそば栽培は平安時代後期から鎌倉時代にかけて伊吹山中腹に開かれた太平護国寺で始まったものとみられています。秋口になると、遠く琵琶湖の対岸からも伊吹山中腹のそばの白い花が見えたといわれています。
江戸時代には彦根藩士で、俳人・松尾芭蕉の弟子である森川許六が編んだ『本朝文選』(1706年)に「伊吹蕎麥。天下にかくれなければ。辛味大根。又此山を極上とさだむ。」と記載されるなど、上質なそばの産地として古くから知られていました。
江戸時代に描かれた「伊吹山絵図」には、そば畑や伊吹大根(別名 ねずみ大根)の作付け場所が記されています。
東西文化の結節点、伊吹の地(現:米原市)では、悠久の時を経て、高い品質を備えた在来種伊吹そばが現代に受け継がれています。
※こちらの「在来種 伊吹そばの歴史を知る」のページで詳しく紹介しております。